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播磨高度研究棟完成のお知らせ
お知らせ
阪神内燃機工業株式会社(代表取締役社長:木下和彦)は、かねてより播磨工場敷地内において建築を進めてきた、「播磨高度研究棟」が完成し、12月25日に竣工式を挙行いたしましたので、お知らせいたします。
現在当社を取り巻く内航海運業界はカーボンニュートラル推進のため、省エネ・省CO2をさらに高度化した内航船舶(連携型省エネ船)の開発・普及を進めるとともに、バイオ燃料、LNG燃料船、水素燃料電池、バッテリー推進の活用等の先進的取り組みを促進しております。
当社は2015年に世界初の船舶用低速4サイクル電子制御エンジンを完成し、従来エンジンと比べ低燃費を実現いたしました。2018年には世界初の船舶用低速4サイクルガスエンジンを完成、また、主力のLAシリーズ・LH-Lシリーズの燃費改善バージョン「Sシリーズ」も開発済で環境対応型のエンジンを市場投入しております。
この度の「播磨高度研究棟」は現在開発中のメタノールエンジン(LA28M)の試運転用研究棟としての活用のみならず、水素・アンモニア・その他新燃料の研究、開発用エンジン運転場としての活用を目的としております。
当社の新燃料エンジン開発の重要拠点として、今後も内航海運業界のカーボンニュートラル推進に貢献するべく全社をあげて取り組んでまいります。
■播磨高度研究棟概要
名称 |
播磨高度研究棟 |
所在地 |
兵庫県加古郡播磨町新島6番10号(播磨工場敷地内) |
投資総額 |
約5億2000万円 |
稼働開始 |
2024年1月 |
建屋概要 |
鉄骨造2階建 建物高さ12.20m 建築面積 202.58㎡ 防爆仕様建築 |
施工業者 |
美樹工業株式会社 |
本件に関するお問い合わせ先
明石工場 総務部総務課
TEL 078-923-3446