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トップメッセージ

鉄と工の創造力で掴む
“WIN-NOVATION”

阪神内燃機工業株式会社 代表取締役社長 木下 和彦

パンデミックが収束し、大阪・関西万博とともに経済の復興が望まれています。しかしながら、地球温暖化対策等国境を越えての協力が弱まり、保護主義の風潮が高まってきているように感じます。こういうときこそ、原点に立ち返り、企業の信念や方針を堅固にする必要があります。

当社では2025年度からの新中期経営計画を定めるにあたり、原点を盤石にするため、経営理念の徹底、人事方針の新設、「HNPS」活動に基づく「5S・5定」活動の再認識を行います。PBR1倍を目指し、社会貢献とともに永続的に利益を生み出し続ける企業となるために、人とイノベーションに光を当てながら既存事業、新規事業、未来事業についての方向性を定めました。残念ながら、着地点と想定する20年後30年後の方向性については外的環境を含め未知数な領域が多く、具体的な内容は継続検討としております。

現在取り組むべき内容は以下の通りとしております。

  • 既存事業
    既存エンジンの受注価格アップと原価低減
    メタノール燃料エンジンのデュアルフューエル化
    海外市場の活用
  • 新規事業
    CMR事業の拡大
    生産体制の最適化
  • 未来事業
    新燃料の研究開発
    新技術・新事業の創出

加えて、これらの土台を支える人的資本投資の充実を進めていくこととしております。また、資本コストや株価を意識した経営の一環として、具体的な配当方針を策定しました。

新中期経営計画の名称は「Go for it! やってみなはれ!!」とし、失敗を恐れずとにかく前進して何かを掴むという精神を込めております。

ステークホルダーの皆様に最高の満足を提供するとともに、阪神内燃機工業の継続的発展・成長を成し遂げるよう邁進してまいります。

阪神内燃機工業株式会社
代表取締役社長
木下 和彦