製品・サービス
PRODUCT & SERVICE
LAシリーズ
LH,LH-L形機関をベースに更なるロングストローク化を図り、サイクル効率を良くするとともに回転数を低くすることにより減速機を介さないプロペラ軸直結を標準とし、プロペラ直径を大きくすることによって推進効率の向上と地球環境に対する低NOxを考慮しながら低燃費化を図っています。また油圧動弁機構を採用し騒音の低減と油の飛散を防止しています。Lセーブリングも全機種に採用されています。
LAとは?
- Low-speed Advance
- 一歩進んだ低速エンジン
特長
油圧動弁
Lセーブリング
開発経緯
バブル崩壊後、内航船の主機関として問題となっていた、船員の高齢化・船員、熟練技術者不足、船内環境の悪化、地球環境に対する配慮等に対応するべく開発されたエンジンです。開発コンセプトは、低NOx、2000年NOx規制対応・メンテナンス容易、インターバルの延長・低振動、低騒音・信頼性、耐久性の向上・低燃費、潤滑油消費の削減となっています。
お客様に選ばれる理由
低振動・低騒音技術が優れている点や、耐久性向上によるメンテナンスインターバルの延長により、船員の労働環境が改善されるといった理由で選ばれています。
また、低燃費・低潤滑油消費といった観点からも選ばれています。
開発時に苦労したところ
油圧動弁装置の作動油のオイルダウンや構造の簡素化対応に苦労しました。
どのような船に適したエンジンか
低・中負荷使用、負荷変動の多い内航船に適しています。
累計出荷台数
約370台
要目表
呼称 | シリンダ数 | 出力(kW) | 回転速度(min-1) | シリンダ内径(mm) | 行程(mm) |
---|---|---|---|---|---|
LA26G | 6 | 1,029 | 370 | 260 | 520 |
LA28G | 6 | 1,323 | 330 | 280 | 590 |
LA30(G) | 6 | 1,176 | 280 | 300 | 600 |
LA30(G) | 6 | 1,323 | 290 | 300 | 600 |
LA32G | 6 | 1,618 | 280 | 320 | 680 |
LA32G | 6 | 1,618 | 310 | 320 | 680 |
LA34(G) | 6 | 1,765 | 260 | 340 | 720 |
LA34(G) | 6 | 1,912 | 270 | 340 | 720 |
- G付は逆転付を示します。
実績
製品に関するお問い合わせ
当社製品に関するご相談やカタログのご用命、各種お問い合わせはお気軽にご連絡ください。
CLOSE
CLOSE
CLOSE
CLOSE