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トップメッセージ

モノづくりの100年から、
持続可能な世界への貢献を目指して

阪神内燃機工業株式会社 代表取締役社長 木下 和彦

新型コロナウイルス感染症は、唐突にこの世界に甚大な被害をもたらしました。われわれに対する、自然からの警告ととるべきものかもしれません。学ばなければならないことは非常に多いと考えております。

一方、地球温暖化についても、徐々にその被害が顕在化してきています。特に、気象災害については拡大の一途をたどっております。この地球温暖化は、その原因が人類の発展にあると考えられており、特にGHG(温室効果ガス)の増加は人類の活動に直結した要因とされています。

当社の製造・販売するディーゼルエンジンは、内航海運を支えるキーテクノロジーであり、微力ながらも、日本や世界の発展に貢献してきたと自負しております。しかしながら一方、2019年度における日本のCO2排出量、11億800万トンのうち、運輸部門からの排出量は2億600万トン(全体の18.6%)を占めており、そのうち内航海運は運輸部門の5.0%、約1,038万トン(日本全体の0.93%)を排出していると言われております。

この内航海運に帰せられる1千万トンの排出量を如何に削減できるかが当社に与えられた最大の課題であり、それはまたエンジンというキーテクノロジーを担う我々が率先して解決すべき課題だと認識しています。ご存知のように、燃費や排出ガスの改善のため電子制御機関やガスエンジンの開発に鋭意取り組んで参りましたが、その技術をベースにGHG削減、すなわち、CO2フリーという一点に絞って技術を高めていきたいと考えおります。極めて厳しい課題ではありますが、内航海運業界を巻き込みながら最善の解決策を追求してまいります。

当社はこれからもぶれない技術開発を信念としながら、地球全体がステークホルダーであることを強く認識し、人と環境にやさしい企業となるべく挑戦を続けていく所存です。

阪神内燃機工業株式会社
代表取締役社長
木下 和彦